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10年後に食える仕事 [将来のお仕事]

大学は、職業訓練専門学校ではないし、
就職のためのパスポートを
4年(もしくは6年)の月賦で買いにいくところでもありません。

あくまで建前上では。

しかし、大学選びの際には、
やはり将来の職業とセットで考えるのが
通常だと思います。

たとえば、医者、薬剤師などのように
学部・学科で将来の職業が
ほぼ決定してしまうケースも少なくありませんからね。

ですので、将来行きたい大学を考えるのと同時に、
やはり、将来自分がなりたい職業も
高校生の皆さんは
並行して考えておくべきでしょう。

イイとこ入れば、
イイとこ就職できる
だから、
イイとこ入れば
それでよし

このような考えは、
もうこの先通用しない世の中になりつつあります。

イイ大学→幸せな人生
という、道筋は、
ある時期までは通用した社会通念かもしれませんが、
もうこの先の日本においては、
このような考えはフィクションなのだということを
自覚しておいたほうが良いかもしれません。

特に最近痛感するのは、
高校生が持つ
職業、仕事に関しての情報量の少なさです。

ま、それは当たり前だとは思うんですよ。

学校、家庭、友達、部活

せいぜい、これぐらいの範囲が、普通の高校生が身を置く環境ですし、
このような環境下の中では、
本や雑誌を読む、ネットでリサーチする、
職場見学をさせてもらう、実際に働いている社会人から話を聞くなど、
自らが積極的に動かないかぎりは、
職業に関しての具体的かつ広汎な情報は得られないことは当然のことなのです。

未来を決定するのも、
欲しいものも決定するのも、
その人の頭の中にある情報量にほかなりません。

情報が頭の中になければ、
なりたい職業はイメージできません。

極端な喩えですが、
たとえば、江戸時代の女性が
「ファーストフードで働きたい」
とは思わなかったはずですし、

パソコンの普及率が1%を切るアフリカ諸国やバングラディッシュの子どもたちが
「将来、IT企業に就職してプログラマーになりたい」
ともなかなか思えないのと同じことです。

少ない情報量で描く未来は、
時として、
ホントにその職業でいいの?
もっと君に向いた素晴らしい職業はたくさんあるのに?
と思ってしまうことがあります。

ここ数年、大学の心理学科に進みたいという高校生が
男女問わず多いことが気になります。

もちろん、具体的な目標を持つことはいいことなので、
彼ら彼女らの夢を私は否定しません。

しかし、あまりにも心理学志望の生徒が多いので、
では、大学の心理学部(科)ではどのような講義や実習が行われているのか、
将来、臨床心理士やスクールカウンセラーの仕事内容はどのようなものなのか、
年収はどれぐらいなのか、
などを質問してみるのですが、
多くの生徒は、漠然としたイメージしか持っておらず、
なんとなく「心理の勉強と仕事ができればいいな」という程度の認識しか持っていないのですね。
つまりは、情報不足。

もちろん、高校生が思い描く将来は、
遠い未来の出来事なのでしょうから、
まだまだ自分が将来社会に出て活躍するイメージは湧きにくいのだと思います。

しかし、心理学を目指す多くの生徒に共通していることは、
雑誌やテレビなどで、
「人の心を見抜く」「人の心を操作する」=心理学
→すごいなぁ~
→自分もそうなりたい

程度のモチベーションだったりもするのです。

最近の若者(30代前後の世代までも含みます)は、
極度に「人との摩擦を恐れる」傾向があると私はとても感じているのですが、
まさに、
「人から嫌われたくない」→「願わくば好かれたい」
あるいは
「対人関係で特に大きな衝突をすることなく、無難な人間関係をキープしたい」
という意識が
「大学に行きたい学部は心理学」
という結論に落ち着いているのではないかと思うのです。

もちろん、繰り返しますが、
将来の夢を否定するようなことはしませんし、
その決意がホンモノなら、私はアグレッシヴにお手伝いをしますよ。

昨年度も「どうしても心理学部に行きたい」という女の子が何人かいたので、合格するまで一生懸命サポートしました。

彼女たちには、心理学部卒業後の仕事とその仕事内容、そして大学ではどのような講義がなされるのかを説明しました。
「まさに、自分がやりたかったこと。どうしても入りたくなった!」
と、決意を新たにする子も出てきたので、
そのような子に対しては、
きめ細かく面接や小論文の指導をして、公募推薦で合格を勝ち取ってもらいました。

彼女たちの場合は、
「本当に心理学を勉強したい!」
「心理学で飯を食っていきたい!」
という強いモチベーションがあったので、
一生懸命頑張ってくれたし、
頑張った結果、勝ち取った合格なのだから合格したときの喜びもひとしお(泣いてました)、入学後もはりきって勉強に精を出すことでしょう。

しかし、このような動機だけで、
「うーん、行きたい学部は心理学部かな?」
という人は要注意ですよ。

1、自分は文系
2、文学部はたくさん本読まされそうだからヤダ
3、経済学も数字苦手だからヤダ
4、経営学部も(以下同文)
5、商学部も(以下同文)
6、社会学部はなんか違う

→だから消去法で心理学部。
 マメ知識もいっぱいつきそうだし。
 人の心詠めたりしたらなんか便利そうじゃん

これぐらいの考えで大学の学部や
自分の将来を決定してしまっていいの?

と思ってしまうわけですよ。

先述したように、少ない情報量とイメージのなかで構築された自分の将来像で満足なのかは疑問なんですね。

もし、ご父兄の方が、これをお読みであれば、
是非、食事の際などに、
将来のことや、
職業のことなどを具体的にお話してあげてください。

親の一言だけでも、高校生にとっては大きな情報になりうる可能性があります。
また、興味の触手を広げるきっかけになるかもしれません。

これからの日本は、
アジア諸国の台頭と国際競争力の低下、
少子高齢化、
昨年の3・11地震に象徴されるような今後の災害への対策
などなど、様々な事象が、実社会にも反映され、
それが職業の内容や、
もっと言えば、将来食っていけるか、食っていけないかの問題に直結する可能性だってでてきます。

先日発売された『東洋経済』には、
今後の日本にとって必要な業種、業界、職種などが特集されています。

また、少し前にも同じ東洋経済新報社からは『10年後に食える仕事』という本も出版されていますので、できれば、本当は高校生に読んでもらいたい内容ではあるのですが、もしお子様が読まないようであれば、是非、ご父兄の方自身がこれらの情報源を手に取り、その内容を折に触れてお子様に話してあげてください。


週刊 東洋経済 2012年 4/14号 [雑誌]

週刊 東洋経済 2012年 4/14号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2012/04/09
  • メディア: 雑誌


10年後に食える仕事、食えない仕事

10年後に食える仕事、食えない仕事

  • 作者: 渡邉 正裕
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2012/02/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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